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EC-CUBEに最適なレンタルサーバーとは(比較調査によりオススメをご紹介)

EC-CUBEに最適なレンタルサーバー
EC-CUBE用のレンタルサーバーの選び方とオススメサービスのご紹介
EC-CUBEとは

EC-CUBE(イーシーキューブ)は、無料で提供されているショッピングカートプログラムです。オープンソースなので、ソースコードを自由にカスタマイズして運用することもできます。最近では大抵のレンタルサーバーに自動インストール機能があるので導入も難しくなく利用することができます。公式サイト:http://www.ec-cube.net/

EC-CUBE用レンタルサーバーを選ぶ際に覚えておきたいポイント!

ポイントその1.
PostgreSQLが利用可能なレンタルサーバーを選択しよう

PostgreSQLの方が安定・高速で運用することができる!
※あくまでも個人の感想となります。

EC-CUBEは「MySQL」と「PostgreSQL」という、2つのデーターベースで運用することが可能ですが「PostgreSQL」の方が安定して利用できると言われています。私個人も「MySQL」では商品点数1000点くらいからサイト閲覧に重さを感じるようになり、5,000点くらいで管理画面が実用的に難しいような状況になってしまい「PostgreSQL」に移行した経験があります。(※2010年頃の話)最近の状況をみても改善はされていないようなので「PostgreSQL」がおすすめです。

EC-CUBEの開発フォーラムより転載
商品登録(商品登録CSV)の新規及び変更登録が遅い
「商品登録」では、必須項目の必要最低限の情報のみ入力して登録しても3~4分程掛かっている状況です。※中略。現状上記のような登録数で、ECCUBEでなおかつmySQL使用している場合は、実働に耐え難くなってしますのは承知していますが、現在使用しているサーバーの契約などの理由によりすぐにPostgreSQLへ移行はできない状況です。参照元:http://xoops.ec-cube.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=16790&forum=11&post_id=73955

ポイントその2.
SSLに対応しているレンタルサーバーを選択しよう

SSLとは個人情報やクレジットカードの情報などを入力する際に通信を暗号化する技術のことです。SSLを利用しているサイトのURLは「http」ではなく「https」というアドレスになります。SSLは「共用SSL」と「独自SSL」の二種類がありますが、最低でも共用SSLが利用できるサービスを選択しましょう。

共用SSLと独自SSLの違いとは
 
特徴
共用SSL
(無料)
サーバが提供してくれたアドレスを利用する。
例:https//n10shop.ssl-xserver.jp/※エックスサーバーの場合
ほとんどのサービスが無料で利用できる。買い物カゴページだけ、アドレスが変わるので気になる方もいるかもしれない。
独自SSL
(有料)
自分の独自ドメインがそのまま運用できる。
例:https://n10shop.com/○○○/
全てのページをSSL化して運用できる。有料なのでコストが掛かる、レンタルサーバーによっては独自SSLを利用できない。

ポイントその3.
商用利用向け・ビジネスライクなレンタルサーバーを選ぼう

ビジネスの利用に耐えられるレンタルサーバーを利用しましょう。共用サーバーの場合には、料金のを決める大きな要素が一つのサーバー何契約に対して提供するかという点です。つまり金額が安いほど、同じサーバーの収容人数も増えるわけで安定感やスピードなどは期待できなくなるのは必然的な事なのです。ビジネス用途の場合には、最低でも月額1,000円程度のレンタルサーバーから選択することを強くおすすめします。ビジネス・商用利用に最適などのセールストークが掲載されているものがおすすめです。

上記を踏まえて予算・目的別におすすめサーバーをご紹介

3つの条件を全てクリアしているのは

上記3つの条件を全て達成しているのは「CPIレンタルサーバー」と「WADAXレンタルサーバー」という2つのレンタルサーバーです。どちらも「PostgreSQL」が使えて「共用SSLは無料提供」もちろん「ビジネス利用推奨」のレンタルサーバーです。ただし「WADAX」に関しては下記のような注意書きもあるので、あくまでも小・中規模サイトまでの利用がおすすめです。

共用サーバーのため、データベースは、ショッピングカート・BLOG・・掲示板・チャットなどの簡単なご利用を想定しています。本格的な顧客情報の管理やデータ処理としてのご利用はできません。http://www.wadax.ne.jp/service/shared/db/db.html#postgreSQL

当サイト一押しは
CPIレンタルサーバー
データベース:PostgreSQL、MySQLの両方使える。

料金:3,800円/月 ※12ヶ月一括払い。
実際にEC-CUBEで運営している人気店舗のレンタルサーバーを調査すると、ほとんどがこちらの「CPIレンタルサーバー」もしくは「さくらインターネットのVPS」で運営されていました。CPIレンタルサーバーはKDDIグループのホスティングサービスで共用レンタルサーバーとしては最高峰のレベルのサービスです。商用利用を十分に考慮しており、不正アクセスからサイトを守るWAFの標準搭載、自動バックアップ機能、サイト作成に便利なテストサーバーの機能などを完備、万が一のトラブルにも対応できる24時間電話対応など本格的なネットショップ運営には最適なサービスです。さらに詳しく:CPIレンタルサーバー


小規模サイトなら
エックスサーバーもおすすめ
データベース:MySQLのみ。

料金:1,000円/月 ※12ヶ月一括払い。
中・大規模サイトならば上記のCPI一択ですが、小規模サイトであればMySQLで運用するエックスサーバーでも問題なく運用することが出来ます。当サイトもエックスサーバーにて運用していますが、サーバーは高速で安定しており、コントロールパネルも使いやすいのでおすすめできるサービスです。転送量制限はX10プランで70GB/日なので、一般的なネットショップの運営には余裕を持って運営できます。さらに詳しく:エックスサーバー

VPS(仮想専用サーバー)という選択肢もあります

今回の調査では利用店舗が多くありました

今回の調査で人気店舗の多くで「さくらインターネットのVPS」が運用されていたので合わせてご紹介しておきます。VPSとはVirtual Private Server(仮想専用サーバー)の事です。一台のサーバーを一人で運用できる専用サーバー、複数人で運用する共用サーバー、料金・機能的にもその中間にあるのがVPSサーバーというイメージで考えてみてください。専用サーバーよりも料金はかなり安くサーバを自由にカスタマイズできます。もちろん「PostgreSQL」もインストールすれば利用できます。共用サーバーのように全部お任せとはいかないので、若干の専門的な知識は必要になります。さらに詳しく:さくらインターネットのVPS

VPSでの運用は業者に管理を委託している可能性が高い、ただ・・・

VPSで運用されているサイトの多くは、EC-CUBEの制作会社などに委託・管理をお任せしている店舗が多いようです。ただ、この手のサービスは料金などをみると「ASP型のショッピングカート」よりも高額になるため、EC-CUBEを利用する旨味が全く無いなぁというのが個人的な感想です。

ここまで読んでみて大変そう!と感じた方にはこちら

ASP型のショッピングカートも検討してみましょう

レンタルサーバーを借りる必要もなく、アップデートやプログラムのバグなどに怯える必要もない、買い物かごもSSL化されていて安心、とにかくネットショップの運営と売上だけに集注して取り組むことができるASP型のショッピングカードも検討してみましょう。独自ドメインが利用できるASP型で一番利用者数の多い「カラーミーショップ」が月額3,240円程度なので、レンタルサーバー代金と比較すればASP型のほうがお得になるかもしれません。「EC-CUBE」で運用するのに外部委託するならば圧倒的にASP型の方がおすすめですよ。さらに詳しく:ネットショップASPを比較!(独自ECサイトで開業する)

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