
今回は、ブログ、ホームページなどのお問い合わせ用に、Googleフォームを導入する方法について解説します。
内容的には初心者向けです。Googleフォームの作り方、設置方法、メールの返信まで、一連の流れをわかりやすく説明していきます。
基礎知識
Googleフォームとは

Googleが提供する、無料で使えるメールフォームです。1つのアカウントでフォーム数で作ることができます。
もちろん、商用利用しても問題ありません。Google Workspaceという有料プランに契約すると、チームで使える管理機能とセキュリティが強化されます。
基本情報
サービス名称 | Googleフォーム |
運営事業者 | Google LLC |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
フォーム作成数 | 無制限 |
広告表示 | 非表示 |
※指定のない料金は税抜です。

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使い方
Googleフォームで問い合わせフォームを作成する
ブログやホームページなどの問い合わせ窓口として、Googleフォームを利用する方法を解説します。一連の流れを確認することができます。
新規フォーム作成は左のパーソナルを選択する。

「Googleフォーム」にアクセスして、左の「Googleフォームを使ってみる」というボタンをクリックしてください。※アカウントのない方は、新規作成します。
問い合わせフォームを作成する

左から二番目の「連絡先情報」を選んでください。問い合わせフォームのベーステンプレートとして最適です。
フォームの説明を変更して必要なフォームを設定する。

必要なフォームを設置してください。とりあえず「ホームの説明」を「ホームページお問合せ」に変更してみました。もちろん、違う名前でも構いません。
問い合わせフォームの設定をする
標準設定はGoogleアカウントがないと問い合わせできません。

Googleアカウントにログインしていないと問い合わせできません。これでは意味がないので、誰でも問い合わせできるように設定を変更しましょう。

対象になる「フォーム」の編集画面にて、右上にある「設定」をクリックします。

「設定」→「全般」→ログインが必要:項目にある「回答を1回に制限する」チェックボックスのマークを外せば完了です。これで、誰でも問い合わせできます。

「メールアドレス入力欄」が2つになった場合には、最初にある「メールアドレス入力欄」を削除しましょう。1→2の順番でクリックすると削除できます。
以下、問い合わせ窓口の推奨設定(まとめ)
全般、項目は下記3つを変更します。

プレゼンテーション、項目は下記一つだけ変更します。

変更する理由は下記の通りです。
- 問い合わせをすると、自動的に登録したメールアドレスに問い合わせ内容を送信してくれます。問い合わせ内容を再確認できます。
- Googleアカウトが無くても誰でも問い合わせできるようになります。
- 問い合わせ後に問い合わせ内容を編集できないように変更します。
- 確認後のメッセージはお好きな言葉に変更しましょう。
問い合わせをメールでお知らせする設定

回答とはお問合せのことです。お問合せが発生したら、メールで通知してくれるように設定しましょう。1回答→2メニューをクリック。

「新しい回答についてメール通知を受け取る」を選択すれば完了です。
ホームページ・ブログに問い合わせフォームを埋め込む

フォームの編集が画面で右上にある「送信」をクリックする。

1の「<>」をクリックして「HTMLを埋め込む」のソースをコピーします。
貼り付けた完成イメージはコチラ。

項目はテンプレートそのままで、メールアドレス欄だけ削除しました。

横幅は標準設定の「640px」推奨です。スマホ表示ではきちんと調整されます。レスポンシブであまり横幅を広げすぎると、文章が読みづらくなるので注意してください。
問い合わせにメールで返信をする
Googleフォームに返信機能はありません。
メールアドレスなどをコピーしてメーラーで返信しましょう。

ちなみに、右上の「スプレットシート」から、問い合わせ内容を一覧で表示することもできます。ただし、顧客管理、返信機能はありません。
管理画面からメール返信したければ”formrun”を推奨。
お問い合わせを管理画面で確認して、そのままメールで返信したい方には「formrun 」という無料のメールフォーム作成ツールがオススメです。
今回のまとめ

今回は、ブログ、ホームページなどのお問い合わせ用に、Googleフォームを導入する方法について解説しました。
とくに注意点は「回答を1回に制限する」ですね。標準設定のこのチェックマークを外さないと気軽に問い合わせができません。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。