
今回は、WordPress(ワードプレス)で、商品または商材を販売する際に、無料でクレジットカード決済を導入する方法についてご紹介します。
はじめに
最初に導入が検討される決済手段は2つ

WordPressでクレジットカード決済を導入したいと考えたとき、インターネットで探したとき最初に見つかるのが「PayPal」と「Stripe」という二つの決済です。
どちらも無料で導入できる。
どちらも初期費用、固定費用は無料です。
決済手数料は下記のとおりです。
- PayPal・・・3.6%+40円/件※国内で月30万円以下の場合。
- Stripe・・・3.6%/件。
PayPalよりも決済手数料の安いStripeの方がお得ですね。
無形商品の販売では凍結に注意しよう。
この二つのサービスは、導入は簡単なのですが、支払いの段階で審査が入ります。
2019年末頃から、PayPalでは無形商品の販売に対して凍結が増えています。該当しそうな商材を販売予定している方は注意してください。
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WordPressの導入は”それなり”に面倒である。
WordPressへは、プラグインなどをインストールして導入する形になります。

一番有効インストールが多いのは「WooCommerce」のプラグインでした。評価は見ての通り高くありません。

決済できない状態に気が付けなかった・・。とか、サイトを壊したくなければ導入すべきでないという、きびしい声まで寄せられていました。
なによりも怖いのはWordPressへの不正ログインです。
WordPressの不正ログインは少ないわけではありません。
サイトを改ざんされる程度であれば問題ありませんが、クレジットカード決済を別に書き換えられたら事は大事になります。

おすすめの決済方法
STORESの外部カートがおすすめ

STORES(ストアーズ)とは、無料で利用できる、ネットショップ作成サービスです。外部カートの機能を利用すれば、WordPressにもクレジットカード決済が導入できます。厳密には、ストアへのリンクボタンを設置するという意味です。
STORESをオススメする3つの理由。
- 無料で簡単に導入できる。
- 決済手数料が無料プラン5%、有料プラン3.6%と安い。
- 無形商品も販売できる。※情報商材、占いもOK。
1.は、無料プランであれば一切費用は掛かりません。
2.につけ加えると、Stripeは「JCB」は使えませんが、STORESは「JCB」も利用できます。有料プランの3.6%は、業界最安値水準に安いです。
3.につけ加えると、定期販売にも対応しているのでサブスク的な利用も可能。デジタルデータの販売もできるので、音楽、写真、ソフト、文章などを販売することもできます。
最初は無料プランではじめて、売り上げが伸びてから有料プランに切り替える事もできます。
サービス名称 | STORES(ストアーズ) |
運営事業者 | ヘイ株式会社 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 2つのプラン フリー:無料 スタンダード:2,178円 |
最短契約期間 | 1ヶ月 |
商品登録数 | 無制限 |
独自ドメイン | スタンダードプランで利用可能 |
常時SSL化 | 対応済み |
STORESの決済対応状況
クレジットカード | ◯ | コンビニ決済 | ◯ |
銀行振込 | ◯ | 後払い決済 | ◯ |
キャリア決済 | ◯ | 代金引換 | ◯※ |
Amazon Pay | ◯※ | 楽天ペイ | ◯ |
PayPal(ペイパル) | ◯ | PayPay(ペイペイ) | - |
Stripe | - | Square | - |
Google Pay | - | Apple Pay | - |
※Amazon Pay(法人限定)、代金引換、はスタンダードプラン限定です。決済手数料は、AmazonPayの一律4%、代金引換、をのぞき全て共通です。

STORESで外部カート(ボタン)の作成方法
ショップ作成は2~3分程度あれば作れます。
先に商品登録がしていないとボタンは作成できません。

あとは、ボタンのデザインを選択して。

表示されたコードをブログに貼るだけです。
外部カートを作れるサービスは他にもある。
BASE、カラーミーショップ、イージーマイショップなど・・・。
ほかにも外部カートを作れるサービスはいくつもあるのですが、そのなかでも決済手数料が一番安いのが「STORES」です。STORESの無料プランと、カラーミーショップの標準プランが同程度の手数料になります。

今回のまとめ

今回は、WordPress(ワードプレス)で、商材を販売する際に、無料でクレジットカード決済を導入する方法について解説しました。
STORESについてもっと詳しく知りたいという方は下の記事も参考にしてみてください。
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セミナーなどを開催する際には活用してもいいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。