BASE × STORES 完全比較!料金、機能、デザインの違いを隅々まで解説

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【2024年最新】BASE vs STORES 完全比較!料金、機能、デザインの違いを隅々まで解説

無料ネットショップ作成サービスで人気を二分している、BASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)について徹底比較してみました。

実際に両方のサービスを利用してきた経験と、客観的なデータを基に2つのサービスを比較して違う点などを解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス概要

BASE と STORES の特徴を簡単にご紹介

BASE
STORES

まずは、ネットショップ開設ツール、BASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)について、サービスの基本的な特徴などを簡単にご紹介します。

BASE(ベイス)の特徴

BASE

7年連続ネットショップ開設数第一位のサービス

BASEは、7年連続でネットショップ開設数第一位を獲得している、初期費用、月額無料から利用できるネットショップ作成サービスです。過去には「ネットでお店を開くなら・ベ・イ・ス」というテレビCMなども放送していました。

BASEは事前審査もなくカード決済などを導入できる

BASEの支払い方法は、フリマアプリなどで採用されているエスクロー決済(仲介)です。この決済は、事前審査もなくクレジットカードを含む複数の決済方法を一括で導入可能です。つまり、今すぐお店をオープンして販売をスタートできます。

関連記事:【完全ガイド】BASEのメリット・デメリットを徹底解説!無料で使えるネットショップの実力とは?

BASE(無料ではじめる)

STORES(ストアーズ)の特徴

STORES(ストアーズ)
初心者でも簡単にあつかえる高機能なECカート

STORES(ストアーズ)は、国内でもトップクラスの人気を誇る、初期費用、月額無料から利用できる、ネットショップ作成サービスです。初心者でも簡単に作成できる、決済手数料は業界最安値水準、さらに高機能と三拍子揃ったECカートです。

ストアーズのブランドサービスと連携して使える

ストアーズは、実店舗向けのキャッシュレス決済サービス「STORES 決済」、無料から使えるPOSレジアプリ「STORES レジ」、無料の予約管理システム「STORES 予約」なども提供。実店舗とECの在庫管理や販売管理を一元化できます。

関連記事:【完全ガイド】STORESは初心者だけにオススメじゃない!15の魅力を徹底解説

STORES(無料ではじめる)

ネットショップ開設サービスには、BASE や STORES 以外にも多くの選択肢があります。

無料プランのみのサービスを探している方は、「【2024年最新版】無料ネットショップ開設サービス徹底比較!おすすめアプリをご案内」で各サービスの特徴を詳しくチェックできます。

月額有料のプランも視野に入れてサービスをお探しの方は、「【2024年最新版】ECショッピングカートを完全比較!よくわかる比較表で違いが一目瞭然」で、料金プランや機能面での比較が可能です。

ご自身のニーズに合った、最適なネットショップ開設サービスを見つけてください。

基本的な仕様の比較

料金プランと基本的な仕様の比較(表形式)

BASEとSTORESの基本料金・仕様を比較

まずは、基本料金(初期費用、月額費用)、契約期間、独自ドメイン利用の有り無し、サポート内容など、基本的な仕様について比較表にまとめました。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
運営事業者
BASE株式会社
STORES 株式会社
導入店舗の傾向
小規模~中規模
小規模~中規模
初期費用
無料
無料
月額費用
(毎月の固定費)
フリープラン
0
グロースプラン
年払い:16,580 (税込)
(月商50万円以上から推奨)

月払い:19,980円 (税込)

※更新情報:2024年1月16日にグロースプランの料金が改定されました。
プラン別手数料比較
フリープラン
0
ベーシックプラン
年払い:2,980 (税込)
(月商15万円以上から推奨)

6ヶ月払い:3,240円 (税込)
月払い:3,480円 (税込)

料金プランの比較
最短契約期間
1カ月
1ヶ月
商品登録数
無制限
(1日最大1,000件)
無制限



独自ドメイン
利用可能
※サブドメイン限定
利用可能
※ベーシックプラン
契約で無料貸与
常時SSL化
標準対応
標準対応
備考欄
BASEロゴを非表示は別途500円/月。独自ドメインは、フリープランから他社サービスで取得したものを”サブドメイン”として利用できます。 独自ドメインは、ベーシックプラン契約で無料貸与されます。独自ドメインの他社サービスからの持ち込み、持ち出しはできません。



WEB
ブラウザ
Google Chrome ※推奨
Safari 11 以降
Firefox
Microsoft Edge
参照元
Google Chrome
Firefox
Safari
Microsoft Edge
参照元
スマホ
アプリ


|




電話
-※
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。 チャットでの問い合わせも対応してます。※新規出店者向けの無料電話相談窓口も提供、実店舗をお持ちの方は「こちら」より、店舗とネットの連携なども無料相談できます。
特定商取引法に関する表記の一部非公開
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
匿名配送が使える
住所・電話番号の非公開
非公開にできる
匿名配送
未対応
公式サイトで詳しく

BASEのフリープランとグロースプランの違い

BASEのフリープランと、グロースプランの違いは、月額固定費に加えて、商品を販売したときに負担する手数料の違いだけです。

月商50万円以上はグロースプランが推奨されている

プラン名
BASE
フリープラン
BASE
グロースプラン
条件
客単価
客単価
客単価
年払い
月払い
月商 ¥2,000 ¥5,000 ¥10,000 ¥16,580 ¥19,980
¥50,000 ¥4,300 ¥3,700 ¥3,500 ¥18,030 ¥21,430
¥100,000 ¥8,600 ¥7,400 ¥7,000 ¥19,480 ¥22,880
¥200,000 ¥17,200 ¥14,800 ¥14,000 ¥22,380 ¥25,780
¥300,000 ¥25,800 ¥22,200 ¥21,000 ¥25,280 ¥28,680
¥400,000 ¥34,400 ¥29,600 ¥28,000 ¥28,180 ¥31,580
¥500,000 ¥43,000 ¥37,000 ¥35,000 ¥31,080 ¥34,480
¥600,000 ¥51,600 ¥44,400 ¥42,000 ¥33,980 ¥37,380
¥700,000 ¥60,200 ¥51,800 ¥49,000 ¥36,880 ¥40,280
¥1,000,000 ¥86,000 ¥74,000 ¥70,000 ¥45,580 ¥48,980

実際に、客単価が2,000円、5,000円、10,000円の場合で試算してみると、月商50万円以上ではグロースプランの方が有利であることがわかりました。また、客単価が低いほど、早い段階でグロースプランに切り替えた方が経済的です。

ちなみに、BASEのサービスロゴについてはグロースプランに切り替えても外せません。これは、有料オプション(月額:500円)なので別料金です。

STORESのフリープランとベーシックプランの違い

項目
STORES
フリープラン
STORES
ベーシックプラン
月額費用
0円 年払い:2,980円 (税込)
6ヶ月払い:3,240円 (税込)
月払い:3,480円 (税込)
決済手数料
(クレジットカード)
5% 3.6%
おすすめの売上規模
月商15万円未満 月商15万円以上
独自ドメイン

無料貸与
送り状CSV出力
アクセス解析
サービスロゴ非表示
品番管理
在庫数CSV一括更新
決済関連
代引き決済導入
AmazonPay導入
決済手段カスタマイズ
アイテム画像数
15枚 30枚
アイテム動画埋め込み
配送日時指定

フリープランは機能に制限がありますが、小規模なショップであれば問題なく運営できます。アクセス解析もGoogleアナリティクスがフリープランから導入できるため代用可能です。必要な機能を見極めて、プランを選択しましょう。

選択のポイント(独自ドメインの基礎知識)

当サイトの独自ドメイン

「独自ドメイン」とは、ウェブサイトのURLアドレスの一部で、例えば「n10shop.com」のような自分だけのユニークなアドレスを指します。

BASEでは、フリープランからでも「シン・ドメイン 」などで取得したドメインを、店舗のアドレスとして利用できます。この場合、別の会社がドメインを管理しているため、店舗を移転しても同じドメインを利用できます。

STORESでは、ベーシックプランに加入すると無料で独自ドメインが提供されます。手続きも不要、維持費なども一切かかりませんが、店舗を移転する際にはそのドメインを持ち出すことはできません。

今時店長
今時店長
どちらのカートも初期費用、月額無料から使えます。月額費用は、有料プランの価格もチェックしておきましょう。どちらも、個人のユーザーであれば特商法の住所、電話番号を非公開にできます。

販売商材|販売できる商材で比較

BASE と STORES を販売可能な商材で比較しました

BASEとSTORESを販売できる商材で比較

BASE、STORES、それぞれ販売できる商材についてまとめてみました。

カテゴリ
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
有形商品(衣類、雑貨、家具、食品)
海外商品
中古商品
食品、酒類
デジタル商品(音楽、漫画、小説)
無形商品(講座、役務、レンタル)
△※
電子チケット(ライブ・コンサート)

選択のポイント(無形商品の販売)

BASEは役務商品の販売には有形物の送付が義務付けられている。

どちらも有形商品の販売が可能ですが、STORESは無形商品(講座、役務、レンタル、占い)の販売にも対応しています。

BASEでも役務商品の販売は可能ですが、販売を証明するために有形物の送付が義務付けられています。一方、STORESではその必要はありません。

デジタルコンテンツ販売は”STORES”の方がおすすめ

STORESのダウンロード販売が優れているポイントは2つあります

1つ目は、多様な支払い方法が利用できることです。STORESのダウンロード販売では、クレジットカード、コンビニ決済、PayPal、楽天ペイ、PayPay残高など、クレジットカード以外の決済手段が使えます。

一方、競合の「BASE」はクレジットカードとあと払いのみのため、海外ユーザーの利用が限られます。STORESはPayPalが使えるので、海外ユーザーも購入しやすいという優位点があります。

2つ目は、デジタルコンテンツを0円で出品できることです。デジタルコンテンツをお試し版として無料で配布することができ、ユーザー登録が必要になるため、後にメールマガジンなどで顧客にアプローチできます。

今時店長
今時店長
有形商品の販売であれば、どちらのカートを選んでも大きな違いはありません。無形商品の販売に関してはSTORESの方が柔軟に対応しています。

決済手数料と入金サイクルの比較

決済手数料、振込手数料、入金サイクルの比較(表形式)

BASEとSTORESの決済手数料を比較

商品が売れると、支払い方法に応じた決済手数料が差し引きされて入金されます。ここでは、一番利用頻度の高いクレジットカード決済手数料を比較しましょう。

BASE と STORESの、公式クレジットカード決済手数料、振込手数料、入金サイクルなどを比較表にまとめました。

BASE と STORES、どちらのサービスも、売上金から下記手数料(決済手数料、振込手数料)を差し引いたものが入金額となります。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
クレジットカード
決済手数料
フリープラン
① BASEかんたん決済手数料
3.6%+40 /件
② サービス利用料
3%
※上記①②の合計が実質手数料
概算6.6%+40円/件
グロースプラン
BASEかんたん決済手数料
2.9%
※上記手数料のみ
(サービス利用料0円)
参照元
フリープラン
5%
ベーシックプラン
3.6%
参照元
振込手数料
振込手数料
一律250円
事務手数料
2万円未満は500円
2万円以上は0円 参照元
振込手数料
275円
事務手数料※
275円
※事務手数料は「入金額が10,000円未満でも振込」に設定した場合のみかかる。
参照元
入金サイクル
通常
振込申請から
10営業日
(土日祝除く)
定期振込Appで月一の自動入金も可能
お急ぎ振込(手数料:1.5%)
最短翌日入金 参照元
BASEカード(任意発行)
売上残高の即日利用可能
通常
月末締めの翌月末払い
スピードキャッシュ(手数料:1.5%~)
最短翌日入金
参照元
備考欄
Amazon Pay、PayPal、の決済手数料(サービス利用料もあわせた合計)は、グロースプラン 3.9%、スタンダードプラン 概算7.6%+40円。それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
Amazon Payは3.9%、代金引換は実費、それ以外の決済手数料は共通です。リボ・分割払いは未対応です。
公式サイトで詳しく

上記2サービスを含めた全ECカートの手数料比較は「【2024年最新】ネットショップの決済手数料を比較!最安値サービスはコレ」 をチェックしてください。

この記事では、人気のECカートを対象に、5万円を売り上げた場合に発生する手数料と受取金額を具体的に計算しています。各サービスの手数料率だけでなく、実際の売上でいくら差が出るのかが一目でわかる内容になっています。

計算例:BASEで5万円売り上げた場合の合計手数料

BASEのフリープランで5万円(客単価:5,000円)売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円(5,000円 × 10個)
プラン:フリープラン
客単価:5,000円
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:(5,000円 × 3.6% + 40円) × 10件 = 2,200円
サービス利用料:50,000円 × 3% = 1,500円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + サービス利用料 + 振込手数料 = 2,200円 + 1,500円 + 250円 = 3,950円
振込金額:46,050円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

BASEのグロースプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:グロースプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(振込申請から10営業日以内)

決済手数料:50,000円 × 2.9% = 1,450円
振込手数料:250円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,450円 + 250円 = 1,700円

振込金額:48,300円

※入金額が2万円未満の場合には、追加で事務手数料が500円かかります。

計算例:STORESで5万円売り上げた場合の合計手数料

STORESのフリープランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:フリープラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(月末締め・翌月末払い)

決済手数料:50,000円 × 5% = 2,500円
振込手数料:275円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 2,500円 + 275円 = 2,775円

振込金額:47,225円

※入金額が1万円未満の場合には、追加で事務手数料が275円かかります。

STORESのベーシックプランで5万円売り上げたときにかかる合計手数料(計算式)

売上金額:50,000円
プラン:ベーシックプラン
振込サイクル:通常の振込サイクル(月末締め・翌月末払い)

決済手数料:50,000円 × 3.6% = 1,800円
振込手数料:275円
手数料合計:決済手数料 + 振込手数料 = 1,800円 + 275円 = 2,075円

振込金額:47,925円

※入金額が1万円未満の場合には、追加で事務手数料が275円かかります。

BASE × STORES の月商と手数料の分岐点

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を月払いで比較した結果、月商240万円が分岐点でした

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を月払いで比較した結果

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を月払いで比較した結果、月額固定費と手数料を足したとき、月商240万円あたりから合計負担額が逆転するという結果になりました。

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を年払いで比較した結果、月商195万円が分岐点でした

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を年払いで比較した結果

BASE(グロースプラン)とSTORES(スタンダードプラン)を年払いで比較した結果、月額固定費と手数料を足したとき、月商195万円あたりから合計負担額が逆転するという結果になりました。

今時店長
今時店長
月額無料のフリープランに関してはSTORESの方が手数料が安くなっています。有料プランに関しては、上記のグラフの通り、月商の規模によって有利不利が変わってきます。プラン変更のタイミングは店舗の状況に応じて検討するのがよいでしょう。

対応している支払い方法の比較

BASE と STORES に導入できる支払い方法(比較表)

BASEとSTORESの導入できる決済手段を比較

BASE と STORESの導入できる決済手段について、主要決済の対応状況を比較表にまとめました。決済手段が豊富なほど、カートからの離脱率が低くなる傾向があります。事前に確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
クレジットカード
一括払
分割払
コンビニ決済
銀行振込
後払い決済
キャリア決済
代金引換
◯※
Amazon Pay
◯※
◯※
楽天ペイ決済
PayPay(ペイペイ)
PayPal(ペイパル)
備考欄
連携できる決済代行サービス
全ての決済を、BASE経由で申請・導入できる。

※AmazonPayは個人・法人どちらも導入可能、ショッピングアプリ、予約販売、デジタルコンテンツ販売、テイクアウト、定期便、コミュニティ、抽選販売、ショップコインには使えません。※Apple Payは、ショッピングアプリにて「ゲストとして購入」を選択時に、Apple PayにMasterCardが登録されていると使えます。
連携できる決済代行サービス
全ての決済を、STORES経由で申請・導入できる。

※Amazon Pay(法人限定)、代金引換、はベーシックプラン限定です。決済手数料は、AmazonPayの一律4%、代金引換、をのぞき全て共通です。※2022年3月29日よりPayPayにも対応しました。
公式サイトで詳しく

BASEとPay ID(ペイアイディー)について

Pay ID (旧BASE)

BASEに出店をすると、Pay ID・ペイアイディーというショッピングアプリを通じて、ユーザーは買い物ができるようになります。※設定で非掲載も可能

Pay IDは、BASEの店舗で使える共通の決済アカウントです。つまり、BASEの店舗なら、同じ会員IDで保存したクレジットカード番号でスムーズに買物ができます。

BASE負担の割引クーポンが配布されることがある

BASEでは、BASE負担で共通会員IDで買物できる割引クーポンが発行されることがあります。BASE全体でモールのような感覚での集客にも期待ができます。

今時店長
今時店長
違う部分をあげると「BASE」は、個人でも「AmazonPay」が導入できます。「STORES」は、代金引換と「PayPay」が導入できます。どちらのサービスも、導入できる決済手段は豊富です。

デザインとショップ事例の比較

ショップ事例を比較

BASEとSTORESの導入事例・ショップ事例を比較

BASE と STORES、それぞれ実際に運用されているサイトのデザインを確認してみましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
導入事例を見る ▶

BASEのデザイン特徴

BASEのサイト制作に関する動画

2018年に公開された、BASEを1分間で体感できるコンセプトムービーです。会員登録、初期設定、デザインや商品登録などを体感できます。

上動画は、実際にBASEでショップデザインをしている様子を撮影したものです。直感的な、操作だけでデザインを編集できることがわかります。上動画は、パソコンでの編集画面ですが、スマートフォンでも同じように直感的に操作できます。

BASEのサイト制作について

BASEは初心者にも優しい操作性と高度なカスタマイズにも対応

BASEは、初心者でも簡単にサイト制作ができるように設計されています。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでもサイト作成が可能です。

無料テーマに加えて有料テーマも豊富に用意

BASEのテーマ

デザインのテーマは、無料のほかに有料テーマ(BASEデザインマーケット)も5,000円から25,000円程度で販売されています。テーマごとに、対応Apps(拡張機能)などに違いがあるので、購入前に確認が必要です。

HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズも可能

BASEは、HTML/CSSなどの編集も可能です。また、テーマは独自タグを組み合わせた、高度なカスタマイズにも対応しています。ただし、全体的なサイト構成は1つのソースで行われているため、カスタマイズの拡張性には限界があります。

STORESのデザイン特徴

STORESのサイト制作に関する動画

STORESで開催された、スタートアップセミナーの一部抜粋した動画です。実際にサイト制作をしている様子なども動画でチェックできます。

上動画は、スマートフォンで「STORES」のショップデザインをしている様子です。テンプレートを選択してレイアウトを変更可能、バナーなどのパーツもボタン1つで追加してデザインを完成させることができます。

STORESのサイト制作について

STORESは初心者でもショップ事例を再現できる

STORESは、当サイトに掲載されている全ECカートで一番簡単にネットショップを制作できます。パソコンはもちろん、スマートフォンだけでも問題ありません。

プロが制作したショップ事例と同じレイアウトを再現可能

STORESを使えば、プロが制作したショップ事例と同じレイアウトをそのまま再現できます。なぜなら、STORESは、高度なカスタマイズ性能はないからです。

STORESのショップ事例
引用元:STORESのショップ事例ページ

一見マイナスに思えるかもしれませんが、カスタマイズしないことを前提に作られているため、そのまま利用してもシンプルで洗練されたサイトを制作できます。

全てのテンプレートが無料で使える

STORESのテンプレートは全て無料で利用っできます。有料テンプレートはありません。つまり、サイトの制作に追加の費用は一切かかりません。

今時店長
今時店長
初心者でも簡単に作れるのが「STORES」であり、一方でこだわりのデザインもそれなりに再現できるのが「BASE」です。ただし「BASE」に関しても、カスタマイズの拡張性に関しては高くありません。どちらも、スマホだけでもデザインできます。

搭載機能の比較

BASE と STORESの搭載機能を比較(表形式)

BASEとSTORESの搭載機能を比較

ネットショップに搭載されている機能について比較表にまとめました。有料オプションなどもあるため、補足事項もチェックしてください。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
公式サイト



送料詳細設定
HTML編集
年齢制限
パスワード保護
購入個数制限
名入れ
英語表記
複数配送先指定
副管理者
外部カート
アクセス解析
◯※
集客・販


クーポン発行
レビュー機能
ポイント機能
◯※
再入荷通知
レコメンド機能
フォローメール
メールマガジン



予約販売
定期販売
まとめ販売
抽選販売
オーダーメイド販売
ダウンロード販売
電子チケット


商品一括登録(CSV)
商品一括DL(CSV)
連携
オンデマンド販売
インスタグラム連携
Googleショッピング連携
注目機能・連携
Pay ID
総DL数600万以上の買物アプリ「Pay ID」 に出品可能。
STORES レジ
STORES レジ 」を使い、実店舗と在庫連携も可能。
公式サイトで詳しく
補足事項
BASE
※ポイント機能は、メンバーシップ Appをインストールすることで利用できます。上記以外の気になる機能:メッセージ機能、コミュニティ機能、オンデマンド販売、note連携、プッシュ通知(アプリ)、ブログ機能、配送代行、テイクアウト販売、海外販売代行(有料)、資金調達、BASEロゴ非表示(有料)など。
STORES
※アクセス解析はベーシックプラン限定ですが、Googleアナリティクスがフリープランから設置できるため代用できます。上記以外の気になる機能:電子チケット販売、ニュース作成、ニュース動画埋め込み、FAQ、note for shopping、Googleアナリティクス連携、倉庫サービス、STORESレジ連携、サービスロゴ非表示(ベーシックプラン)など。

BASEはECカートで唯一、抽選販売機能を搭載している

BASEは抽選販売機能を搭載している

BASEは、抽選販売の機能を搭載しています。この機能は、最初に設定をするだけで、応募者から当選者を自動的に選び、当選のメールを送信、クレジットカード決済まで自動化することができます。つまり、出品したあとは手間がかかりません。

この機能を搭載しているのは、数あるECカートの中でも「BASE」だけです。大手ネットショプのなかにも、抽選販売だけこの機能を使っている店舗などもあります。BASEの抽選販売機能は、要チェックですよ。

STORESは、無料カートでは希少な「まとめ販売」機能を搭載

STORESはまとめ販売機能がついている

STORESは、アパレル系のネットショップでは定番とも言える、まとめ販売(バンドル販売)とセット割引の機能を搭載しています。設定商品は、上画像のように、割引対象になる商品が掲載されるため、クロスセルなども簡単に強化できます。

この機能ですが、無料カートで搭載されているサービスは希少です。ほぼ、有料サービスもしくは、有料オプションなどで提供されています。しかも、シンプルで使いやすいため設定したあとも、商品管理が面倒になる心配もありません。

豆知識

STORESは、もともとZOZOの子会社が運営していました。当時は、ZOZOにも、STORES経由で出品できました。そのため、アパレルでは定番のバンドル販売(まとめ販売)の機能なども搭載しています。アパレル店舗にもおすすめです。
今時店長
今時店長
どちらのサービスも、フリープランからネット販売に必要な機能は、全て搭載しています。STORESは、アクセス解析が使えませんが、グーグアナリティクスと連携できるため問題ありません。BASEは、抽選販売機能、STORESは、まとめ販売機能は必見ですよ。

実店舗連携とオムニチャネル対応の比較

BASE と STORESの実店舗との連携を比較

BASEとSTORESのPOSレジや実店舗との在庫連携、OMO化など比較

実店舗やイベントなどで販売予定のある方は、BASEやSTORESと連携するPOSレジを使用することで、注文や在庫情報などをスムーズに管理できます。

同時に、ブランドアプリなどを導入することで、実店舗とECを統合し、オムニチャネルな購入体験をお客様に提供できます。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
店舗レジ連携
スマレジ (無料~)
STORES レジ (無料~)
オムニチャンネル
補足事項
スマレジと連携で商品在庫の連携も可能。「テイクアウト APP」でネットでテイクアウトの事前決済もできる。
STORESレジで在庫の連携はもちろん、STORESブランドアプリで実店舗とECをつなぐ独自のポイントも作れる。
公式サイトで詳しく

実店舗のデジタル化がまだという方は、お店のキャッシュレス化に最適な以下の記事もあわせてチェックしてください。

【2024年最新】マルチ決済端末の完全比較!おすすめ機種の機能・導入費用・手数料・口コミまとめ」 では、キャッシュレス決済の導入に役立つ情報が満載です。 気になる方は、ぜひこちらをクリックしてみてください。

また、タブレットPOSレジの導入を検討中の方には「【2024年最新】タブレットPOSレジ徹底比較!おすすめタイプ別・料金と口コミまで網羅」 がおすすめです。 こちらの記事では無料から導入できるタブレットPOSレジをご紹介しています。

今時店長
今時店長
実店舗との連携は、STORESの方が充実しています。STORESレジ、STORES決済、STORESブランドアプリなど、全てストアーズブランドのサービスだけで統一して利用できます。

サポート体制の比較

BASE と STORESのサポート面を比較しました

BASEとSTORESのサポート面を比較しました

BASEとSTORESのサポート面に関して比較してみました。万が一のトラブルでの対応など、運営のサポートなども確認しておきましょう。

サービス名称
BASE
(ベイス)
STORES
(ストアーズ)
問い合わせ窓口
電話
-※
メール
備考欄
チャットでの問い合わせも対応してます。
チャットでの問い合わせも対応してます。※新規出店者向けの無料電話相談窓口も提供、実店舗をお持ちの方は「こちら」より、店舗とネットの連携なども無料相談できます。
公式サイトで詳しく
今時店長
今時店長
サポート面に関しては大きな差はありません。実店舗との連携を考えている方は、STORESは無料相談も可能です。

口コミ・評判|気になるクチコミをピックアップ

BASE と STORESの口コミ・評判をご紹介

BASEとSTORESの口コミや評判をピックアップしてご紹介

BASEとSTORESに関連する、個人的に気になった口コミをピックアップしてご紹介します。

BASEの口コミ・評判

BASEのお買い物アプリ(Pay ID)を評価する口コミは多いです。

抽選販売はとても人気です、自動で抽選してメールも送信してくれます。

STORESの口コミ・評判

STORESは、操作が簡単という口コミが多いです。パソコンが苦手な方でも使えたという報告もありました。

まとめ販売機能がついていることに驚いている口コミもありました。

まとめ

まとめ

無料ネットショップ作成サービスで人気を二分している、BASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)について徹底比較してみました。

BASEは、こんな方におすすめ

オリジナリティのあるデザインのネットショップを作りたい方

BASEは、HTML/CSSの編集や独自タグによる高度なカスタマイズなども可能です。オリジナリティのあるデザインのネットショップを作りたい方におすすめです。

月額固定費を抑えつつ、本格的なネット販売を始めたい方

BASEは月額無料のフリープランでも、本格的なネットショップ運営が可能です。月額固定費を抑えつつ、ネット販売を始めたい方にも最適です。

業界最安値水準の決済手数料2.9%に興味のある方

BASEのグロースプランは、月額料金は高いですが、決済手数料は業界最安値水準の2.9%です。月商300万円以上の場合、全ECカートの中で最もお得になる試算もあります。ただし、フリープランの手数料は、他社と比較して高いです。

購入者の利便性を高めるため、独自の決済サービスを導入したい方

BASEには「Pay ID」という独自の決済サービスがあります。購入者の利便性を高め、リピート率アップを目指す方にもおすすめです。

抽選販売やオンデマンド販売など、多彩な販売方法を取り入れたい方

BASEは抽選販売機能を搭載している数少ないカートです。また、オンデマンド販売サービスとの連携なども豊富なので、多彩な販売方法を取り入れたい方におすすめです。

BASE(無料ではじめる)

STORES(ストアーズ)はこんな方にオススメ

とにかく簡単操作に最短でネットショップを始めたい方

STORESは直感的な操作性が魅力です。とにかく簡単に、お手軽にネットショップを始めたい方におすすめのサービスです。

無料プランでも安い決済手数料でネットショップを運営したい方

STORESの決済手数料は、無料プランからトップクラスに経済的です。コストを抑えつつネットショップを運営したい方におすすめです。

実店舗を運営しており、店舗での購買データ等と連携したい方

STORESは「STORESレジ」「STORES決済」など、実店舗向けサービスも充実しています。実店舗の購買データとネットショップを連携させたい方におすすめです。

アパレル店舗で実績のある、定期販売やまとめ販売に興味のある方

STORESの前身である、企業はもともと「ZOZO」の子会社でした。そのため、まとめ販売、定期販売などアパレル系の販売機能が充実しています。これらの機能に興味のある方におすすめです。

デジタルコンテンツや役務などサービスを販売したい方

STORESは、デジタルコンテンツの販売に対応しています。0円での出品もできるため無料配布も可能です。また、各種サービスなど、役務販売にも対応しています。

STORES(無料ではじめる)

今時店長
今時店長
どちらも無料で使えるので、まずは2つのサービスをためしてみましょう。また、「どちらがおすすめ?」と聞かれたら、私は「STORES」をおすすめしています。その大きな理由は、月商が240万円程度までは「STORES」の方が手数料が安く、よりお得だからです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。

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今時店長

今時店長

楽天市場の某大型サイトにて、2005年~2013年まで運営責任者を務める。その経験を活かし、2013年に楽天市場のショップへのサポートを目的に当サイトを立ち上げました。2016年に情報サイトとしてリニューアル、より幅広い層の方々にオンラインビジネスのノウハウやアドバイスを提供しています。

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