
今回は、BASEの手数料が高いと感じるお店の特徴について解説します。
これにあわせて、BASEの手数料の計算方法(送料、消費税など)についても、公式サイトを補足する形で解説しているので参考にしてみてください。
基礎知識

まずは、BASEで販売した際に掛かる手数料について確認しておきましょう。
BASEの販売手数料
かんたん決済手数料とサービス利用料が掛かる。
1回のご注文の総合計(送料含む)に対して「かんたん決済手数料」と「サービス利用料」が掛かります。各手数料は下記のとおりです。
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3.6%+40円がBASEかんたん決済手数料としてかかります。
【サービス利用料】
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3%がサービス利用料としてかかります。
※小数点以下は四捨五入となります。
※全て税込みとなっております。
※上記の内容の対象はショップ側となります。
6.6%+40円で計算すると誤差がでます。
上項目の通り計算方法は「四捨五入」です。当サイトも含めて「6.6%+40円」という表記は概算です。正確には個別に計算しないと誤差が出る可能性があります。
消費税はどう処理されているの?
上項目の「全て税込み」という注意書きの通りです。1回のご注文の総合計(送料含む) には消費税も含まれています。手数料も税込みになりますね。
受注生産販売には別途手数料は掛かりません。
Tシャツ作成、スマホケース作成、pixivFACTORY、monomy、オリジナルプリント.jp、Canvathなど。受注販売も売れたときには「かんたん決済手数料」と「サービス利用料」は掛かります。それ以外の別途手数料は掛かりません。
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BASEの入金手数料
これはとくに説明不要ですね。
お急ぎ振込利用時は別途手数料が掛かります。

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販売手数料早見表
あなたのお店の客単価で手数料をチェックしてみてください
客単価が安いと、負担額の割合は増えます。逆に客単価が高ければ、負担額の割合は減ります。その差こそが、高いと感じる個人差の要因になります。
客単価とは
客単価とは、一人のお客が一度の購買時に支払う平均額のことです。
客単価(送料・消費税込み)
|
手数料合計
|
手数料割合
|
500
|
73
|
14.6%
|
1,000
|
106
|
10.6%
|
1,500
|
139
|
9.3%
|
2,000
|
172
|
8.6%
|
2,500
|
205
|
8.2%
|
3,000
|
238
|
7.9%
|
3,500
|
271
|
7.7%
|
4,000
|
304
|
7.6%
|
4,500
|
337
|
7.5%
|
5,000
|
370
|
7.4%
|
5,500
|
403
|
7.3%
|
6,000
|
436
|
7.3%
|
7,000
|
502
|
7.2%
|
8,000
|
568
|
7.1%
|
9,000
|
634
|
7%
|
10,000
|
700
|
7%
|
15,000
|
1,030
|
6.9%
|
20,000
|
1,360
|
6.8%
|
25,000
|
1,690
|
6.8%
|
30,000
|
2,020
|
6.7%
|
35,000
|
2,350
|
6.7%
|
40,000
|
2,680
|
6.7%
|
45,000
|
3,010
|
6.7%
|
50,000
|
3,340
|
6.7%
|
100,000
|
6,640
|
6.6%
|
結論:客単価で負担割合は大きく変わる!
つまり、客単価で”安い”と感じる方もいれば”高い”と感じる方もいるわけです。
客単価2,000円~3,000円あたりだと、そこそこ負担割合は大きいです。
上記を踏まえて他社サービスと比較してみてください。
BASEは、初期費用、固定費無料という点も考慮して比較してみてください。
サービス名称 |
月額費用 |
クレジットカード 決済手数料 |
(メイクショップ)
|
makeshopペイメント
プレミアムプラン
VISA/MASTER
3.19%~3.39%エンタープライズ
VISA/MASTER
3.14%JCB/AMEX/DINERS
3.49%
(プラン共通)
参照元 |
|
(ショッピファイ)
|
ベーシック
25$スタンダード
69$プレミアム
299$※全て年払い時の料金 |
|
\ 店長のおすすめ /
(ストアーズ)
|
||
(スクエア)
|
||
サービス名称 |
月額費用 |
クレジットカード 決済手数料 |
同じく月額無料サービスではSquareが最安率です。
BASEと同じく、月額無料でつかえるサービスでは「Square」が決済手数料3.6%で最安です。加えて、入金サイクルも、最短翌日なので決済まわりは申し分ありません。
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BASEの手軽さと集客要素を考慮すれば妥当な金額とも言える。

BASEは、国内最大のネットショップ作成サービスです。ショッピングアプリの総ダウのロード数は600万以上、お店の横のつながりでの集客にも期待できます。

BASEに出店している店舗では共通して「PayID」が使えるため、毎回クレジットカード番号を入力する手間もありません。
クレジットカード決済導入も審査不要です。イメージ的には「メルカリ」とか「minne」と同じ感覚で出店できます。※STORESは審査があります。

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今回のまとめ

今回は、BASEの手数料が高いと感じるお店の特徴について解説しました。
BASEの販売手数料は、客単価で負担割合が大きく違うことですね。
BASEは、販売手数料は少し高いですが、国内最大級のサービスとしての集客力、クレジットカードも審査不要で導入できる手軽さは魅力的です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。