
今回は、国内でもトップクラスの人気を誇るカラーミーショップと、世界的にも有名で国内でも知名度をあげつつある、Shopify(ショッピファイ)について、サービスの内容や料金について比較してみました。
基本情報を比較(初期費用・月額固定費用)
基本的な情報を比較してみました
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申込み前に確認しておきたい基本情報は下記のとおりです。
カラーミーショップ | Shopify | |
運営事業者 | GMOペパボ株式会社 | Shopify_Japan株式会社 |
初期費用 | 3,000円 全プラン共通 | 無料 全プラン共通 |
月額費用 | 3つのプラン エコノミー:834円~ レギュラー:3,000円 ラージ:7,223円 | 3つのプラン ベーシック:29$ スタンダード:79$ プレミアム:299$ |
最短契約期間 | 3ヶ月 | 1ヶ月 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 利用可能 | 利用可能 |
常時SSL化 | 対応済み ※独自ドメイン・独自サブドメイン利用時は別途1,000円/月 | 対応済み |
備考欄 | 独自ドメインは他社サービスで取得したものでも利用できます。 | 独自ドメインは他社サービスで取得したものでも利用できます。プランは上記以外に「Shopify plus」という最上位プランがあります。 |
※指定のない料金は税抜です。
両サービスともに赤線が当サイト推奨プランです。
どちらも独自ドメインは持ち込み可能です。
両サービスともに、他社サービスで取得した独自ドメインが使えます。つまり、ドメインをそのままに移転することができます。
カラーミーショップは常時SSL化に月額1,000円追加される。
カラーミーショップは、独自ドメインと独自サブドメインの利用に月額1,000円追加されます。これは、必須なので固定費用にプラス1,000円と考えておきましょう。
Shopifyは日本語ローカライズが完全ではありません。
数年前よりも格段に日本語化されえていますが、未だにインターフェイスやヘルプなど日本語化されていない部分もあります。国産サービスと同じような感覚で使えるわけではありません。
Shopifyは機能追加に有料アプリもそれなりにある。
たとえば下記アプリは有料です。
- 複数配送先指定($29/月~)・・・複数配送先
- ポイント機能($5/月)・・・ポイントアプリ
- レコメンド機能($29/月)・・・商品レコメンド&d
- 予約販売($9.90/月)・・・Bold Subscriptions
もちろん、無料のアプリもたくさんありますが、有料でないと追加できない機能もあると覚えておきましょう。意外と追加費用掛かるイメージです。
初心者にもオススメできるのはカラーミーショップです。
初心者にもオススメできるのは、カラーミーショップです。誰にでもわかりやすいインターフェイスで、最初から基本的な機能は使えるので迷うことがありません。
固定費用は同等もしくはカラーミーショップの方が安いかもしれません。お店で必要な機能にもよりますが、Shopifyでカラーミーショップと同等の機能を実現するには、それなりに有料アプリが必要になります。

決済手数料を比較
一番利用頻度の高いクレジットカード決済を比較
ネットショップの買物で一番利用頻度の高い、クレジットカードの決済手数料をベースに比較していきます。
Shopifyの方が決済手数料は安い。
カラーミーショップ | Shopify |
見て分かる通り、Shopifyの方が決済手数料は安いです。
クレジットカード決済以外の対応状況。
カラーミーショップ | Shopify | |
クレジットカード | ◯ | ◯ |
コンビニ決済 | ◯ | ◯ |
銀行振込 | ◯ | ◯ |
後払い決済 | ◯ | ◯ |
キャリア決済 | ◯ | ◯ |
代金引換 | ◯ | ◯ |
Amazon Pay | ◯※ | ◯※ |
楽天ペイ決済 | ◯ | - |
PayPay(ペイペイ) | ◯ | ◯ |
PayPal(ペイパル) | ◯ | ◯ |
Stripe | - | ◯ |
Square | - | - |
Google Pay | - | ◯ |
Apple Pay | - | ◯ |
備考欄 | ※Amazon Payは法人限定です。※PGマルチペイメントを導入すれば、Google Pay、Apple Pay、Pay-easy、など。大部分の決済が導入できます。 | ※Amazon Payは法人限定です。 |
どちらも主要な決済はほぼ対応しています。
入金サイクルはShopifyの方が早い。
カラーミーショップ | Shopify |
カラーミーペイメント 末締め、翌々月20日払い 早期入金サービス 末締め、翌月15日払い ※別途手数料 | Shopifyペイメント 毎週日曜日締め 翌週金曜日払い |
入金サイクルに関しても、Shopifyの方が早いです。ただし、ハイリスクなビジネス(無形商品など)に関しては、売上から14日間の猶予が必要になるとの記載もあります。普通の物販であれば問題ありません。
カラーミーショップは売り上げ次第で決済手数料は下げられる。
- イプシロン・・・個人でも契約可能。法人の方が手数料が安い。
- クロネコwebコレクト・・・個人でも契約可能。
- 佐川フィナンシャル・・・個別見積。
- クレジット(ZEUS)・・・個別見積。
- GMO PG マルチペイメントクレジットカード・・・大規模、法人限定。
上記は、カラーミーショップで導入できる決済手段です。
個別見積もりと記載されている業者は、売上に応じて交渉次第で決済手数料も安くなる可能性があります。つまり、Shopifyの決済手数料よりも更に安くなるかもしれません。
新規店舗にはShopifyの決済手数料と入金サイクルは魅力的です。
Shopifyは業界最安値水準の決済手数料に加えて、入金サイクルが早いという二つのメリットがあります。新規店舗であれば、資金繰りも円滑にできますね。

デザイン面を比較
デザイン面について比較してみました

どちらのサービスもカスタマイズ性能はとても高いです。
両サービスともに有料テンプレートが販売されています。
売れ筋テンプレートの値段は下記のとおりです。
- カラーミーショップ・・・31,574円
- Shopify・・・100~180$
もちろん、無料テンプレートもありますが、どちらのサービスも有料と比較すると見劣りします。商用利用であれば、初期費用に加えて検討しておきましょう。
どちらも初心者用と上級者用のインターフェイスが用意されている。

カラーミーショップは、初級モードと上級モードというレベルにあわせた編集画面は提供されています。開発者向けにAPIの提供もあります。

続いて、Shopifyの商品画面の編集の様子をみてみましょう。こちらのほうが、BASE、STORESに近い最近のインターフェイスを採用しています。
どちらもHTML・CSSが編集できる。

上画像は、Shopifyの編集画面です。どちらのサービスも、HTML・CSSの編集、開発者向けにAPIなども提供されています。
Shopifyに関しては、最上位プランのShopifyプラス(月額2,000$)に契約すると、注文ページもカスタマイズが可能になります。
商品登録画面も比較してみました。
カラーミーショップ | Shopify |
![]() ▲クリックで拡大 | ![]() ▲クリックで拡大 |
どちらも初期設定のままの状態です。
カラーミーショップの方が最初からより細かな情報が登録できます。どちらのサービスも商品登録の使い勝手は申し分ありません。Shopifyもとても使いやすいです。
初心者でも簡単に作れるのはカラーミーショップです。
専門的なスキルのない初心者には「カラーミーショップ」がオススメです。操作面に関しても、ヘルプを含めたサポート面に関しても、わかりやすさという点ではカラーミーショップが上です。

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機能を比較(一覧表・注目機能)
両サービスの機能を比較してみました

二つのサービスのネットショップに関する機能について比較してみました。
カラーミーショップ | Shopify | |
送料詳細設定 | ◯ | ◯ |
クーポン発行 | ◯※ | ◯ |
レビュー機能 | ◯※ | ◯※ |
ポイント機能 | ◯ | ◯※ |
HTML編集 | ◯ | ◯ |
年齢制限 | ◯ | ◯※ |
メールマガジン | ◯ | ◯※ |
パスワード保護 | ◯ | ◯ |
購入個数制限 | ◯ | ◯ |
予約販売 | - | ◯※ |
定期販売 | ◯ | ◯※ |
まとめ販売 | - | ◯※ |
抽選販売 | - | - |
再入荷通知 | ◯※ | ◯※ |
レコメンド機能 | ◯ | ◯※ |
フォローメール | ◯ | ◯※ |
オーダーメイド販売 | - | - |
ダウンロード販売 | ◯ | ◯※ |
電子チケット販売 | - | - |
受注生産販売 | - | ◯※ |
複数配送先指定 | ◯ | ◯※ |
英語表記 | - | ◯ |
インスタ連携 | ◯ | ◯※ |
Googleショッピング連携 | ◯※ | ◯※ |
アクセス解析 | ◯ | ◯ |
補足事項 | ||
カラーミーショップ | ※レビュー機能、クーポン発行はレギュラープラン以上限定です。 ※再入荷通知は1,650円 (税込) /月です。 ※Googleショッピング連携は月額5,000円(税抜)です。 | |
Shopify | ※ほとんどの機能が標準機能ではなくて、アプリを追加して導入できます。メールマガジン(Shopify メール)は固定費無料で毎月2,500通までは無料、それ移行は1,000通ごとに1ドル(USD)掛かります。 |
カラーミーショップの注目機能をピックアップ
ギフト商品などの複数配送先が指定できる。

複数配送先指定とは、一回の注文で複数人の住所に商品を配送する機能のことです。ギフト(お中元、お歳暮など)には必須の機能と言えるでしょう。
カラーミーショップにはこの機能がありますが、Shopifyはプラグイン対応でも個別に決済が必要なため完全対応とは言えません。

Shopifyの注目機能をピックアップ
Shopifyと楽天市場で注文・在庫を連動できる。

2020年4月に、Shopifyと楽天市場の商品登録、注文、在庫などが連動できる無料アプリがリリースされました。
楽天市場に出店している店舗は、多店舗管理システムを導入しなくても楽天と自社ECの二つが管理できます。

今回のまとめ

今回は、カラーミーショップと、Shopify(ショッピファイ)について、サービスの内容や料金について解説してみました。
結局どちらのサービスがおすすめなの!?
初心者でも簡単に作れるのは「カラーミーショップ」です。国産サービスなので、すべての機能がわかりやすく初期設定で利用することができます。
料金的にもカラーミーショップの方がリーズナブルです。カラーミーショップと同程度の機能を組み込むためには、それなりの追加料金が必要になります。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。