
今回は、無料から利用できるホームページ作成サービスの「Jimdo(ジンドゥー)」と「Wix(ウィックス)」について、ネットショップで利用した場合に限定して、二つのサービスを比較してみました。
ビジネス用途でクレジットカード決済が必要な場合など、二つのサービスで迷っている方は参考にしてみてください。
基本情報を比較
基本的な情報を比較してみました

まずは基本情報を比較してみました。
ジンドゥー
|
Wix
|
||
運営事業者
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株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ |
Wix.com, Inc
|
|
初期費用 |
無料 |
無料 |
|
月額費用 |
AI ビルダー(プラン)
\無料で使える/PLAY
0円START
990円GROW
1,590円クリエイター(プラン)
\無料で使える/FREE
0円PRO
1,200円BUSINESS
2,600円SEO PLUS
4,250円PLATINUM
5,330円
|
ホームページプラン
\無料で使える/無料版
0円ドメイン接続
500円ベーシック
900円アドバンス
1,500円VIP
2,700円※全て税抜価格
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|
最短契約期間 |
1年間 |
1ヶ月 |
|
商品登録数 |
クリエイター(プラン)
FREE
5点(500MB)PRO
15点(5GB)BUSINESS
無制限SEO PLUS
無制限PLATINUM
無制限
|
最大50,000個 ※多いとパフォーマンスに影響する。 |
|
ア ド レ ス |
独自ドメイン |
Start、Pro以上 |
ドメイン以上 |
常時SSL化 |
対応済み |
対応済み |
|
備考欄 |
独自ドメインは有料プランの初回契約時に無料提供されます。有料プランの更新時には、ドメイン費用として年額1,650円(税込)掛かります。他社サービスで取得したものでも利用できます。 | 独自ドメインは他社サービスで取得したものでも利用できます。 | |
サ ポ | ト 窓 口 |
電話 |
- |
◯※ |
メール |
◯ |
◯ |
|
備考欄 |
サポート窓口はメールだけです。 | 技術的なサポートはメールのみ。※電話は、日本語対応でアカウントに関する問い合わせができます。 | |
公式サイトで詳しく |
Jimdoは無料で開業できるがWixは有料プランの契約が必要です。
Jimdoは、無料プランでもネットショップを作ることができますが、商品点数5点、広告つきという制限もあります。
Wixは、ビジネスプラン以上に契約すると、Wix ストア、Wix ブッキング、Wix レストラン、Wix ホテル、Wix ビデオ、という機能も使えるようになります。つまり、ホテル、レストラン予約、映像などダウンロード販売にも使えます。
有料プランの月額料金だけで比較すると、Wixの方がお得だと言えそうですね。
独自ドメインはどちらも無料期間はあるが更新費用は高い。
どちらも、契約時に独自ドメインが無料で貸与されます。
- Jimdo・・・初回契約期間は無料。
- Wix・・・契約から一年間は無料。
更新時のドメイン費用は、確認した時点ではJimdoは「.com」ドメインで年額1,650円(税込)、Wixは「.com」ドメインの新規契約で1,800円(税抜)でした。
両者ともに「ムームードメイン」などと比較すると、ドメイン更新費用は少し高いですね。個人的には、外部で取得した独自ドメインを持ち込むことをオススメします。

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固定料金・手数料を比較
クレジットカード決済手数料を比較

どちらのサービスも別途決済業者と契約してクレジットカードを導入します。
両者ともにStripeを導入することができる。

両者ともにStripe決済が導入することができす。つまり、クレジットカード決済に関しては、両者ともに業界最安値水準の3.6%で利用できます。※JimdoのフリープランはPayPal以外は導入できません。

それに加えて、Wixに関しては、Stripe以外にも、Square、KOMOJU、GMO イプシロン、の3種類の決済を格安に導入することができます。

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機能を比較
両サービスの機能を比較してみました

機能の比較一覧表
個人的にネットショップ運営で必要な機能を抜粋してみました。
ジンドゥー
|
Wix |
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基
本 機 能 |
送料詳細設定
|
◯ |
◯
|
HTML編集
|
◯ |
△※ |
|
年齢制限
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- |
◯ |
|
パスワード保護
|
◯ |
◯※ |
|
購入個数制限
|
- |
- |
|
名入れ
|
- |
◯ |
|
英語表記
|
◯ |
◯ |
|
複数配送先指定
|
- |
- |
|
副管理者
|
- |
◯ |
|
外部カート
|
- |
- |
|
アクセス解析
|
◯※ |
◯ |
|
販
促 関 連 |
クーポン発行
|
◯※ |
◯ |
レビュー機能
|
- |
- |
|
ポイント機能
|
- |
◯ |
|
再入荷通知
|
- |
◯ |
|
レコメンド機能
|
- |
- |
|
フォローメール
|
- |
◯ |
|
メールマガジン
|
- |
◯※ |
|
ジンドゥー
|
Wix |
||
販
売 機 能 |
予約販売
|
- |
◯※ |
定期販売
|
- |
◯ |
|
まとめ販売
|
- |
- |
|
抽選販売
|
- |
- |
|
オーダーメイド販売
|
- |
- |
|
ダウンロード販売
|
- |
◯ |
|
電子チケット
|
- |
△※ |
|
デ
| タ |
商品一括登録(CSV)
|
- |
◯ |
商品一括DL(CSV)
|
◯ |
◯ |
|
連携
|
オンデマンド販売
|
- |
- |
インスタグラム連携
|
- |
◯ |
|
Googleショッピング連携
|
- |
- |
|
公式サイトで詳しく |
補足事項 |
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ジンドゥー
|
※アクセス解析は「Pro」以上、クーポンは「Business」以上が対象です。 | |
Wix |
※電子チケット販売:印字のチケット販売機能がついています。 ※HTML編集:パーツとして追加して部分的に編集できます。 ※予約販売:Wix ブッキングという店舗予約サービスもあります。 ※会員限定ページ、メールマガジンは、別途「 Wix メルマガ配信プラン・Ascend by Wix」月額:1,083円~の契約が必要になります。 ※Wixは、他にも有料で追加できる機能などもあります。 |
機能的には、Wixの方が充実しています。
とは言え、両者ともに多機能とは言い難いですね。

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デザイン面について比較
両者ともに操作感はとても似ています

どちらのサービスも、プレビュー画面をそのまま編集できる操作感覚です。
初心者でも、比較的簡単にネットショップを作成することができます。

上記は、Wixの「Wix ADI」で作成した編集画面の様子です。
「Wix ADI」とは、AI(人工知能)が質疑応答で自動で作成してくれる機能です。

Wixの場合には、ほかにも「Wix エディタ」という、編集モードでさらに細かい部分を編集することができます。ただし、個人的にはこちらのモードは少し使いづらいと感じました。

Jimdoにも「ジンドゥー AI ビルダー 」というAI(人工知能)が質疑応答で自動で作成してくれるモードもありますが、ネットショップ作成には対応していません。
というわけで、もう一つのモードである「ジンドゥークリエイター」で作成したあとの編集画面は上記のとおりです。
Wixは少し重すぎる・・・。
二つのサービスを比較して、個人的に使いやすいと感じたのは「Jimdo」です。
デザイン的には同等、オシャレ云々は”商品写真”で変わるので大差ありません。
操作感についても「Wix エディタ」を使えば、細かな編集をすることもできますが、それならば「Wix」を使う必要性もないような感じました。
そしてなによりも、Wixは重すぎる・・・。ストレスのたまる重さです。

サイト編集画面に行くだけでも、10秒~20秒程度は掛かる事が多いです。
個人で感じ方も違うと思いますので、実際に二つのサービスを試して比較してみてください。

今回のまとめ

今回は、「Jimdo」と「Wix」について、ネットショップ運営などで、決済機能が必要なケースと限定して、二つのサービスを比較してみました。
結論だけまとめると下記のとおりです。
- 月額固定費で比較すると「Wix」の方が少しだけ安い。
- 決済機能は「Wix」の方が導入も簡単で少しだけお得。
- 操作性「Jimdo」の方が軽くて使いやすい。
個人的には「Jimdo」の方がオススメです。
Wixは、重さに耐えられるならば選択候補に入れてみてください。
あわせて、ペライチも比較対象に入れてみてください。
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ペライチ決済で売るべき商材はコレ!業界最安値水準の手数料でネットショップが簡単に作れる
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個人的には、Jimdo、Wix、を利用するならば、機能的にも料金的にも「ペライチ」を利用しますね。ペライチならば、定期販売や無形商品なども販売できます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。