
今回は、東南アジアおよび台湾最大級のECモールである、Shopee(ショッピー)に関する情報を1ページにまとめてみました。
シンガポール、台湾、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど、越境ECの出店を検討している方。ぜひ、参考にしてみてください。
Shopeeとは
東南アジア・台湾最大級のECモール

世界1位のショッピングアプリダウンロードを誇るサービス。
Shopee(ショッピー)とは、東南アジアおよび台湾最大のECモールです。2020年の流通総額は354億ドル(日本円にすると約4兆円弱)をあげています。
2021年の世界ショッピングアプリのダウンロード数は第一位。公式SNSのフォロワー数は1,000万人以上もいる注目度の高いマーケットです。
東南アジア最大のテック企業「Sea Group」が提供している。
Shopeeは、シンガポール発の世界的企業「Sea Group」が運営している。同グループでは、ゲーム「Garena」、電子マネー「AirPAY」なども事業展開しています。
2018年に日本からの越境ECはスタートしました。
Shopeeは、2018年に日本からの越境ECサービスをスタートしました。その後、2020年7月に、日本法人の「Shopee Japan」も立ち上げて現在に至ります。
Shopeeの紹介動画
公式による、約8分のShopeeに関する紹介動画です。
Shopeeの出店費用(完全無料)
初期費用「完全無料」で出店できます。
Shopeeへの出店は、初期費用「完全無料」、月額費用も0円、売れた場合にのみ販売手数料が発生します。また、日本法人による日本語でのサポートもあります。
Shopeeの基本情報(料金・販売手数料など)
サービス名称 |
Shopee (ショッピー) |
|
窓口事業者 |
ショッピージャパン株式会社 |
|
出店対象国 |
シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム(予定)、ブラジル(予定) | |
出店対象者 |
個人事業主、法人 |
|
料 金 |
初期費用 |
0円 |
月額費用 |
0円 |
|
手数料 |
販売手数料・・・3~3.21% ※国ごとに料率は変わる。 決済手数料・・・2~2.24% ※国ごとに料率は変わる。 為替手数料・・・約2% ※Payoneer経由で入金される。 参照元 |
|
サポート |
日本法人による日本語でのサポートもあります。 |

Shopeeの評判
Shopeeの評判および実績に関する情報をまとめてみました
口コミ、評判などをもとに、気になる情報をまとめてみました。
Shopeeは売れない!?確認しておきたいポイント
Shopee自体の売上は右肩上がりにのびている。

上画像は、Shopeeのオーダー数(Gross Orders)と流通総額(GMV)に関する、2019年と2020年の成長率および実績に関するて発表されたものです。
オーダー数(Gross Orders):28億(昨年比232.8% = 132.8%増)、流通総額(GMV):354億USドル(昨年比201.1% = 101.1%増)と右肩上がりに伸びています。
Shopeeで売れている日本製品(ホビー、電化製品)
日本のホビーおよび音楽関連の電化製品が売れています。
- ホビー・・・ポケモンカードゲーム類、ガンダムプラモデルなど。
- 電化製品・・・MIDIコントローラー、ワイヤレスヘッドホンなど。
2023年の情報によると、ポケモン、ワンピースなどのカードゲーム類。ガンダムのプラモデル。あとは音楽関連の電子機器が売れているそうです。 参照元

Shopeeの出店条件
Shopeeの出店条件まとめ
Shopeeに出店するための条件についてまとめてみました。
出店対象者(個人、法人)
- 個人事業主・・・任意で開業届の控えのご提出。
- 法人・・・・法人番号のご入力。
個人の方でも、アカウント開設の申請ができます。
出店条件(商品点数など)
- 5商品を出品すること。※5商品以下の場合は事前に相談。
- 日本から発送すること。
- 2営業日以内に発送すること。※プレオーダー設定時は最大10日。
- 英語でカスタマー対応すること。
2022年2月1日に出店条件が緩和されました。
2022年2月1日に、新規出店における最低商品の出品数は10点→5点に引き下げられました。また、5点以下の場合には、事前に相談してくださいとのことです。

Shopeeに出店のメリット
Shopeeに出店・出品する5つのメリット

Shopeeに出店した場合のメリットをまとめてみました。
集客力に期待できる
Shopeeは、東南アジアおよび台湾最大のECモールです。すでに多くのユーザーが利用しているため、集客力のポテンシャルもトップクラスと考えていいでしょう。
信頼度をアップできる
日本国内のECカートよりも、現地で名前の知れた「Shopee」の方が信頼は厚いです。もちろん、売り手としても仲介業者を通すことで安心して取引できます。
日本語でのサポートに対応している
Shopeeは、日本語でのサポートもついています。セラー向けのヘルプページ、無料のセミナーや相談会なども頻繁に実施されています。
国際配送もサポートつきで料金もお得に使える
Shopeeでは、独自の配送手段も提供されています。セラーの負担を軽減するために、国際送料の一部をShopeeが補填してくれるサービスも提供されています。
今後の成長・拡大に期待ができる
近年、東南アジアのEC市場規模は急激に成長しています。公式資料によると、 2020年の620億USドルから2025年には1,720億USドルになると言われています。
東南アジアでは「Tokopedia」や「Lazada」など、ほかにも定番のECモールは存在しますが、「Shopee」のように日本向けのサポートなどは提供されていません。

今回のまとめ

今回は、東南アジア・台湾最大級のECモール、Shopee(ショッピー)への越境EC出店に関する情報を1ページにまとめてみました。
今後も市場規模の拡大に期待ができる、東南アジアや台湾などへの越境EC出店を検討している方は、オススメのサービスです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また新しい情報などあれば更新していきます。