2017年版・ネットショップの始め方

2017年、業界の動向なども踏まえて、ネットショップを開業するまでの流れをまとめてみました。商品の仕入から必要な備品や環境づくり、主要なネットショップの出店方法とその特徴、無料でも実践できる集客方法などの情報をまとめてご紹介します。

目次

ネットショップの始め方(開業するまでの7つのステップ!)

STEP1.
商材を探して仕入れる

まずはネットショップで販売する商材を探してみましょう。見本市や展示会に足を運び商品を探したり、インターネットの仕入れサイトをチェックしたり、海外から直接輸入するなど仕入方法はいくつでもあります。商材によっては法律上の認可が必要ものなどもあるので、仕入れをする段階から確認しておきましょう。

基本的な仕入方法はこちら:ネットショップ開業するために商品を仕入れる方法

  • あると便利なもの
    • 個人名刺・・・見本市・展示会などでは必要です。
    • メールアドレス・・・「独自ドメイン」推奨。取引相手との連絡に使います。

  • 商材によっては下記も必要になる
    • 営業許可証・・・食品、中古品、化粧品、輸入品(検疫が必要な物)など。

STEP2.
お店のコンセプトと店舗名を決める

お店で取扱う商材をきめたら、店舗名も合わせて考えてみましょう。もちろん、商材選びと並行して検討しても構いません。誰をターゲットに商売をするのか?どんな商材を揃えるのか?どうやって売るのか?この3つを起点に販売戦略を考えつつ、お店のコンセプトも明確にしてみてください。

関連:最初が肝心!ネットショップの名前の付け方


STEP3.
必要な機材と環境を整える

ネットショップを開業・運営する上で必要な環境と備品などを揃えましょう。絶対に必要なのは、インターネットに接続できる環境とパソコンもしくはスマートフォンなどの端末ですね。個人的には、独自ドメインと店舗専用のメールアドレスを用意することをおすすめします。

関連:ネットショップ開店に必要な備品と費用の目安

  • インターネット上での環境を整える(独自ドメイン)
    • メールアドレス・・・信用度にも関わるので「独自ドメイン」を推奨。
    • レンタルサーバー・・・メールアドレスと合わせて契約が推奨。

  • パソコン(事業規模に応じてタブレット、スマホでも可能)
    • ウィルス対策ソフト・・・個人情報を扱うため必要です。
    • 画像編集ソフト・・・フォトショップ、fireworksなど。
    • HTML編集ソフト・・・Dreamweaver、ホームページビルダーなど。
    • 表計算ソフト・・・タスク管理、仕入れ、在庫管理にも利用できる。
    • 会計ソフト・・・確定申告をする際にあると助かる。弥生会計など。

  • カメラ(商品写真を撮影する際に必要)
    • カメラ機材・・・主に三脚。撮影小物など。
    • 照明器具・・・写真のクオリティが変わる。

  • その他、必要な備品・環境など
    • 銀行口座・・・個人名義ではなく屋号口座の方がお客様も安心して振込ができる。
    • 事務用品・・・ペン、メモ用紙、セロハンテープ、ハサミ、領収書、計算機など。
    • 電話回線・・・理想は固定電話だが転送電話+携帯電話でも代用可能。
    • FAX回線・・・受注、企業間取引などで利用する。

STEP4.
出店方法を決める

インターネット上にお店を出店する方法を決定していきます。現実世界と同様に出店場所は重要です、予算と商材を考慮して最適な出店方法を探してみましょう。主な販売手段と各サービスの特徴を下記にまとめてみました。

  • ショッピングモール型
    • 楽天市場・・・圧倒的な集客力、マーケットも成熟していて高額商品も売れる。2016年度の楽天グループでの流通総額は3兆円を突破して現在も売上は拡大している。
    • Yahoo!ショッピング・・・基本料金は無料、集客にお金は掛かる。2013年の無料化から3年で取引高は2倍の1,407億円に、ただし出店数も2万店から48万店に急増しているので競争は激しい。
    • Wowma!(ワウマ)・・・2016年末にKDDIがDenaからショッピング事業を買収、Denaショッピングとauマーケットを統合して改名しました。2017年4月1日より「出店料・月会費が無料になるキャンペーン」を実施しています。

  • ネットショップASP型

  • 自社サイト型(レンタルサーバー)
    • EC CUBE・・・PHPで作られたプログラム、自社サイトなら現状一択。

  • 個人間取引(転売ビジネス系)
    • ヤフオク・・・国内最大級のオークションサイト。
    • モバオク・・・若いユーザーが多くて商材の単価も低め。
    • メルカリ・・・国内トップクラスの利用者数を誇る。
    • Amazon・・・個人間取引ではないが上記3つと同じで出店ではなく出品というイメージ。

さらに詳しく:ネットショップの開業方法を比較(自分に合った開業方法の見つけ方)


STEP5.
決済方法を決める

ネットショップで確実に用意しておきたい決済方法は「クレジットカード決済」、「銀行振込」、「代金引換」の3種類です。クレジットカード決済は利用シェアの高い「VISA」「MasterCard」「JCB」の3ブランドを用意しておきましょう。「JCB」は手数料が若干高い点は気になりますが個人的には外せません。この3ブランドを用意すれば、未成年者でもVISAデビット、au WALLET(マスターカード)、JCBデビットを利用して手数料無料で決済することができます。

  • この3つの決済手段は準備しておきたい
    • クレジットカード決済・・・ネットショップにおける8割以上の買物で利用される。
    • 銀行振込・・・「屋号名義」での口座を推奨。一般的に振込手数料はお客様負担。
    • 代金引換・・・事前に配送業者との契約が必要。

STEP6.
配送方法を決める・配送業者と料金の交渉をする

商品配達に利用する方法と配達業者を選別していきます。主な配達手段は、メール便と宅配便の2つ、業者は「日本郵政」「佐川急便」「ヤマト運輸」の3社と相見積もりをして決定していく形となります。楽天市場、Yahoo!ショッピングなどに出店する際には、出店者限定の個人経営者向けの配送プログラムなどもあるので合わせてチェックしてみてください。

関連:ネットショップの配送方法について(配達種類・料金比較など)


STEP7.
お店オープン!
開業届・主な集客方法など

いよいよネットショップのオープンです。色々な広告やブログ・SNSなどの集客方法を利用して店舗にお客様を呼び込みましょう。まだ開業届を出してい無い場合には、税務署にて「開業届」と必要に応じて「青色申告承認申請書」を提出しておきましょう。

  • 税務署にて開業届を提出する
    • 開業届・・・正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」です。
    • 青色申告承認申請書・・・税金控除額の多い青色申告をするために事前申請が必要。

  • 無料で実践できる集客方法
    • ブログ・・・もはや外せない集客手段。店長ブログ・スタッフブログなど。
    • SNS(とくに覚えておきたいのは下記の3つ)
    • SEO対策・・・検索エンジン最適化のこと。

  • 主な広告手段(お店のスタートアップにも最適な2つ)

さいごに

ネットショップで成功するために必要なことは行動すること。予算がなければ「無料ネットショップ」からで構いません。無料ブログやSNSを活用したり、オークションやフリマアプリも利用してみましょう。とにかく行動をしてみること!そのなかでこそ成功するための道を見つけることができるのです。